ゴム紐症候群とは?カラダがだるい人のための頑張らないゴム紐のやめ方を解説

ゴム紐症候群

こんにちは。ギボンヌです。

私は40代なのですが、このくらいの年齢になるとカラダのあちらこちらに不具合を感じることがあると思います。

周りの同年代からはそろそろ更年期?なんて声も聞いたりしますし。

私は30代がしんどい時代でした。

肩こり、腰痛、冷え性、頭痛、耳鳴り、生理痛、子宮筋腫、寝違え、手の痺れ、握力低下、過呼吸、便秘、下痢、湿疹、鼻炎、花粉症など、不調の塊のようでした。

でも、40代の今の方は30代よりずっと元気で、不具合もほとんどなく、姿勢も若返っているとおもいます。

なぜ40代になってからこんなに元気になったか?というと、「ゴム紐症候群」というものを知ったからです。

衣服などのゴム紐をやめたことでカラダが元気を取り戻していきました。

そんな「ゴム紐症候群」とはなにか?を私の経験をなぞりながら書いてみます。

そして、初心者の方が無理なくがんばらずにに「ゴム紐」をやめる方法をお伝えします。 

ほんの少しのことだけでも試してみる価値があると思っているので、沢山の人に知ってもらいたいと思います。

ゴム紐症候群とは?

ゴム紐症候群という名前を初めて聞く人も多いと思います。

いつ誰が発見したのでしょう。

ゴム紐症候群とは

ゴム紐症候群は昭和30年代後半に医学博士見元良平医師により発見されました。(当初は横行結腸症候群と呼んでいました。)

昭和30年代というとゴム紐が普及したころです。

パンツのゴムやパジャマのゴム紐など、衣服にゴム紐が活用されるようになりました。

その頃を境にアレルギー精神不安など病気が複雑化し、見元医師は診断に悩まされたようです。

ゴム紐がある服は伸び縮みがして「楽ちん」なような気がしますよね。

けれども、皮膚の抵抗力が弱いところ(弾力が少なくなっているところ)からじわじわと継続的に優しく締め付けて、さまざまな病やアレルギー、精神不安などの症状を引き起こすといわれているのです。

そういえば私の記憶を辿ると、食べた後お腹が痛くなってお腹を下してしまう時はゴムのスカートを履いていることが多かったのです。

ゴムを引っ張ってお腹に当たらないようにして過ごした記憶があります。

過敏性腸症候群なんて言葉は聞いたことがなかったですけれど、まさにそんな感じでよくお腹をくだしていました。 

子供の頃(8歳くらい)はひどい便秘をしました。

肥満児だったのですが、寝る時は常に腹巻きをされられていて、それがキツかった記憶があります。

目新しく「ゴム紐症候群」というと、出会ったことないようなもののように感じますが、案外身近なものだったのかもしれません。

私とゴム紐症候群

私が子供の頃は(私は40代です)パンツやパジャマのズボンはゴム紐(いわゆるパンツのゴム)が入っているものでしたが、衣服はほとんどゴム紐が入っていませんでした。

小学校から高校までの制服のスカートもゴムではなかったですし。

なにより、私の両親は「ゴムの入った衣服は格好が悪い。手抜きの服」と言って嫌っていました。

そのため、偶然にも子供のころはゴム紐が少なかったと思います。

しかしながら、パジャマのゴムやパンツのゴムは細いながらに入っていましたし、「腹巻き」という最も「ゴム」な存在がありました。

腹巻きは肥満児の私にとっては締め付けがキツく、苦手でした。

酷い便秘になってイチジク浣腸を母が薬局に買いに走ってくれた記憶があります。

肥満児の私にとっては硬いジーパン、ゴムのないスカートなど、なかなか辛いものがありました。

でも、肥満ぎみである以外はお陰様で健康優良児でした。

大正生まれの祖母は着物で生活していた人でしたから、ゴム紐のない時代からゴム紐のある時代の境を知っていました。

その祖母は、ズボンのゴム紐などは引っ張って伸ばし切るくらい伸ばさないと着たがりませんでした。

カラダは正直なんですね。

私は成人になってもゴム紐が入った服は少なかったように思います。

母親の価値観を受け継いだ為です。

しかしながら私は体が全体的に大きめで既成服が合わなくて悩むことが多かったです。

帽子もキツイですし。

「ゴムなら着れるのに」

とは思っていました。

30代に入ってからは「レギンス」というものが流行りました。

それと、私はタイツが大好きでした。

カラフルなタイツやプリントのタイツなどたくさん持っていました。

レギンスが流行した当時は生足を出していると流行遅れな感じで、生足を晒すことを躊躇してしまうくらいでした。

暑い夏でも薄いレギンスを常に履いていたと思います。

当時は子供の頃のパンツのゴムのような一本のゴムではなく、全体的に伸縮する衣類を作る技術が発展してきていました。

私は冬になるとカラフルな俗に言う「ババシャツ」も着ていました。

これは薄くて暖かいからファッションの邪魔にならず重宝しました。

そして、30代、私は謎の体調不良に悩まされました。

肩こり、頭痛、腰痛、耳鳴り、過呼吸、冷え性、手の痺れ、手の握力低下、肋間神経痛など、生きていくのに不安になる不調が沢山出てきました。

これまでなかったことが自慢だった生理痛も辛くなりました。

毎月が辛くなり婦人科にも初めて行きました。

子宮筋腫がいくつかできていました。

車にはねられる交通事故の不運も重なり、絶望的な気分になっていました。

冷え性があまりにもひどく、いつも震えていたので、冷えとり健康法を取り入れました。

靴下を絹綿絹綿、またはウールなどを重ねます。

どこまで重ねたら指先が冷えないか?を試すと、片足に7枚は必要でした。

レギンスは2枚重ね。

腹巻きもして、レッグウォーマーも2枚重ねするなど、どんどん増やしました。

結果、カラダはとても温まりました。

ココロも温まり、穏やかになりました。

元気になってきたので、色んなことができる気がしました。

でも、カラダのあちこちが痛かったり、肩こりや頭痛は時々起こりました。

皮膚に湿疹が出ることが多かった。

なんとなく、自分のカラダがふやけている気がしていました。

冷えとり健康法の靴下の重ねばきを7年ほど続けたら足が弱ってしまいました。

私の足は靴下というギプスを長年かさねていたので白く弱々しい足になってしまいました。

アーチもなくなり、指は(無自覚に)浮いていました。

ぷよぷよというかブヨブヨしていました。

締まりのない足になって、足の爪は巻き爪がとてもひどくなりました。

これでは老後大変だと思い、外反母趾、内反小趾、扁平足、開張足を治すために色んな治療にも通いました。

ちょうどその頃、「ゴム紐症候群」という言葉を知りました。

ゴム紐症候群のサイトを教えていただき、全て読みました。

ホーム
ゴム紐症候群について提唱者である故医学博士見元良平医師の著作、論文をもとに権利者の許可を得てゴム紐症候群やそれに至る足跡などを紹介しているホームページです。

こちらは埼玉の浜島貫先生が見元医師のご家族から認められて運営されているサイトです。

浜島貫先生のTwitter

コレを読んで、これまでの自分の謎の不調はもしかすると「ゴム紐症候群」なのではないか?と思いました。

そして、即ゴムを止めることを決めました。

ゴム紐症候群【私のゴム紐のやめ方】

私は現在は完全にゴムをやめている状態です。

歯科技工士なので、グローブマスクはゴムがあります。

それ以外のゴムはありません。

「ゴム紐を即やめた」とはいっても、やめやすいものからやめています。

その経過について書きます。

①靴下をやめた

靴下もゴムなんですよね。

私は最初に「ゴム紐症候群」のことを教えてくださった先生から、「靴下を脱ぐ」ことをアドバイスしてもらいました。

夏場は殺人的冷房が恐怖で冷えとり靴下を重ねなくては怖かったのですが、言われた通りにやめました。

靴下をやめてからは、ゴムのない足袋を履くことがおおかったです。

足袋ソックスも履いていた頃がありますが、これはゴムを切るか、抜いていました。

そして、次第に靴下としてはなにも履かないことが多くなりました。

②衣服のゴム紐をやめる

衣服のゴムは普段着にはそんなにありませんでした。

ジーパンやチノパンにはゴムがありませんし。

レギンスの流行も終わりの頃だったのですが、履く時はウエストのゴムは切って履いていました。

現在はゴム紐だけでなく肌にフィットする伸縮性の強い素材も選ばなくなりました。

法事などストッキングを履く必要があるときにはお腹のゴムを切っておくだけでも疲れにくくなりました。

③下着のゴムを止める

下着のゴムをやめることは早くに決めましたが、これまでのゴム紐の入ったパンツやブラジャーに代わるものを作る必要があったので少し時間がかかりました。

それでも胸に厚みのある服を着てノーブラにするなどはすぐに始めていました。

パンツやブラに代わるものはふんどしヒモブラを手作りしました。

最初はこちらのふんどしぐるぐるのサイトから、一番簡単なものを作りました。

http://genki-net.info/index.php?ひもトレブラの作り方

このふんどしは簡単なのでおすすめです。

手縫いでもすぐに作れますよ。

ヒモブラになるとブラの存在自体が不快になってきましたが、ランニングや色んな運動をする時には胸をカバーしておきたいと思っていたので色々考えました。

現在はキャミソール型の自分で考えたブラを手作りしています。

ゴム紐症候群とは?カラダがだるい人のための頑張らないゴム紐のやめ方

私はカラダがボロボロで、追い詰められていたので結構ガッツリと取り組んであるのですが。

そんな私が、ゴム紐症候群について話しても、「じゃあ、ゴム紐やめます」という人はそんなにいません。

でも、私は現在ゴム紐をやめて、体調は快適ですから、「一回だけ試しにやめてみるだけでいい」と思っています。

そんなわけで、色んな体調不良、不定愁訴に悩む方に、ゴム紐をちょこっと止めることをご提案します。

カラダがだるい人のための頑張らないゴム紐のやめ方①就寝時のブラジャー

就寝時のブラジャーをやめてみることをお勧めします。

胸の形をキープしたいなど、ブラジャーをして寝たい流行は売りたい側には色々あるかもしれません。

でも、美しさって健やかであってこそなのです。

寝ても疲れが取れないとか、肩こりがひどい人は、寝る時だけブラジャーを1週間だけ試しにやめて、カラダを感じてみてください。

看護師さんなど仮眠をされる仕事のかたはホックを外しておくだけでも随分違います。

カラダがだるい人のための頑張らないゴム紐のやめ方②就寝時のパンツ

就寝時のパンツもやめてみることをおすすめします。

パンツのゴムは案外キツイものが多いです。

男性のトランクス、ボクサーパンツも太いゴムが入っていますよね。

冬場にはいているお父さんのズボン下もウエスト部だけでなく足首周りも締め付けがあったりしますね。

女性のパンツは股ぐりもゴムだったりします。

それがなかったとしても、全体的に伸縮性があるものは皮膚に継続的に圧がかかっています。

1週間だけでいいので、夜寝る時にパンツを履かないで寝てみてください。

女性は裸にマキシワンピース、男性は裸にビッグTシャツなどで家族に見えないように工夫するといいと思います。

カラダがだるい人のための頑張らないゴム紐のやめ方③靴下を履かない時間

靴下を履かない時間を毎日作りましょう。

冬場に、寝るときに靴下を履いている方は是非履かないようにしてみてください。

靴下はものによっては締め付けのきついものもあります。

履くのであればゴムなしのものなどがあるといいですね。

こんな感じで、ブラジャー、パンツ、靴下を1週間だけやめてみることを試して、カラダに聞いてみて欲しいのです。

そして、また次の週からのゴム生活にもどってみてほしいのです。

カラダは正直です。

おわりに

今回は「ゴム紐症候群」とはなにか?について私の経験と照らし合わせて書いてみました。

そして、「ゴム紐症候群」を知った方が無理なくがんばらずにに「ゴム紐」をやめてみる方法をまとめました。 

ほんの少しのことだけでも、カラダに変化を感じられると思います。

「ゴム紐」が与えるカラダへの影響や、「ゴム紐」を取り除いてみることで見えてくる素のカラダがあることを沢山の人に知ってもらいたいと思います。

健やかに過ごせますように。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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