背中・脇の下のつまめる贅肉がとりたい!お肉がつく原因と体に無理のない落とし方とは?

カラダ

こんにちは。ギボンヌです。

40代、背中や脇腹に贅肉がついて、どうしても取れないってことが出てきたりします。

食べるのを減らしても、なんだかこの辺は落ちないなぁってこと、ありますでしょ。

実は私の場合は40代どころか、子供のころからそうでして、筋金入りなんですよ。

胴体はコロコロで、手足だけ細い体型。

スポーツをしていた頃もありますが、体型は変わりませんでした。

アバラ周りばガッチリで樽みたいでしたし、母と同じ体型でしたし、これは遺伝であって、腰回りが締まることなんて無いのではないかと思っていました。

それが40過ぎてから、腰がスッキリしてきたんです。

特になにか頑張ったとかではなく…どちらかというと頑張らなくなってからなんですよね。

今回は、40代の私の経験でわかってきた「背中・脇腹の肉がつく理由」と発見したマッサージや運動より簡単に引き締める方法についてまとめてみたいと思います。

背中・脇の下のつまめる贅肉がとりたい!お肉がつく原因と体に無理のない落とし方とは?

私は骨太で肩幅もガッチリ。

骨盤もしっかり。

胴体はコロンと太いけど、手足は細いという体型でした。

これは子供の時から。

母は産後、さらにそれを明確にしたような体型になっていました。

それがこの写真の後ろ姿でわかるでしょうか?

砂に埋められているのが私です。

これを見ると、腰回りの贅肉が取れにくいのは、血筋だよねと思っちゃいますよね。

なんて言うんでしょう。

脇腹の贅肉はなんだか硬い肉なんです。

でもブヨブヨとして。

摘むと痛いんですよ。

肋骨まわりとかもゴリゴリやると痛い。

背中にもなんだか硬いブヨブヨした贅肉がぶら下がっていました。

ついでにいうと首周りも肩周りもモリモリしていました。

首にはお肉が段々になり何層にもネックレスのようになっていたりしました。

でも、とれてきちゃったんです。

まさかの40過ぎてから。

脇腹や背中がスッキリとして、首や肩周りも肉が落ちてスッキリしたんですよね。

体重的には、特別、痩せたとかでもないんですけどね。

「あれ?痩せました?」と言われることが多かったです。

痩せてないけど、肉が大移動した感じ?でしょうか。

私が感じた「40代の背中・脇腹の肉がつく理由」についてかいてみます。

背中・脇の下のつまめる贅肉がとりたい!お肉がつく原因とは?

①呼吸が浅い。

私は家族にビビって生きていたこともあって、いつも息を潜めていました。

だから常に呼吸が浅かったです。

呼吸が浅いというのは、お腹まわりが柔らかく膨らんだり縮んだりしていないということです。

つまり、背中も脇腹も動いていない状態でした。

②コンプレックスが強かった。

私は昔からカラダがゴツいので、胴回りの太さにはコンプレックスがありました。

だから、20代にはボディスーツ(ウエストニッパーやガードル)で締め付けていました。

30代にはボディスーツはやめていましたが、ブラの上にのる贅肉の段差が気になってきた年頃でした。

もう少し柔らかめだけど、締め付け効果のあるアンダーウェアやババシャツを着ていました。

カラダの締め付けを常にしていたので、胴体は不自由で全然動きません。

コンプレックスが強くて、堂々と背筋を伸ばして立つこともできないで、猫背でした。

お腹を引っ込まなくてはと見えるお腹を引っ込めて、背中は丸まってしまっていました。

呼吸が浅い上に締め付けて、さらに動かなくして、さらに呼吸もしずらくなりました。

今、動くようになってそれがわかります。

③ピチピチまたはウエストゴム。

カラダがゴツいので、市販の服がなかなか合わず、ウエストがキツイのを無理矢理着ていたりしました。

30代になる頃にはウエストがゴムの服が沢山でてきて、楽に逃げました。

つまり、ゴムに逃げるということになりました。

でも、ウエストゴムはいつもお腹を壊してしまいました。

楽なようで楽ではなかったのです。

ピチピチでも、ウエストゴムにしても、お腹周りは常に緊張状態になっていたのでした。

動かない上に常に緊張を与えるということをしていました。

ここまで書いてきて、勘のいいかたはお分かりの通りですね。

ゴワゴワ固い贅肉が付いて取れないのは、「動いていないから」なのです。

走ろうが、筋トレしようが、マッサージしようが、胴体が動いていないのです。

めぐっていないのです。

それが背中や脇腹に贅肉が取り憑いて離れない理由だったと思います。

背中・脇の下のつまめる贅肉がとりたい!体に無理のない落とし方とは?

背中や脇腹の贅肉が付いて取れにくくなる理由は、ご説明のとおり、「動いてないから」「めぐってないから」なのです。

背中や脇腹をスッキリさせるために、やれマッサージ、やれトレーニングとやってみてもあまり引き締まってこないのは、効果的に動かせていないからであり、めぐらせられないからです。

だってそうですよね。

動かないのに、トレーニングしてもストレッチしても動きませんよね。

マッサージでめぐらせようと人の手をかりたところで、自分でやったところで、それ以外のほとんどの時間をゴムで締め付けたりして緊張させているのです。

マッサージとかトレーニング以前だったのです。

「動いていない」ということのマイナスの大きさを考えてみた方がいいと思うのですよ。

「動く」状態にしないと、マッサージしても流れていかないし、トレーニングしてもうまく使えないのです。

じゃあ私が何をしたか?です。

どちらかといえば、引き算的なことでした。

だから頑張っていないのです。

ちなみに、脇腹や背中、肩や首がスッキリしたのは副産物であり、それを狙ってやったのではなかったのです。

背中・脇の下のつまめる贅肉がとりたい!体に無理のない落とし方①ヒモトレ

ヒモトレを取り入れてから、格段に胴体周りが動くようになりました。

ヒモトレは小関勲先生が考案したもので、ヒモ1本でカラダのバランスを整える健康法です。

まずはこちらをご覧ください。

【ヒモトレ 常備編】

【ヒモトレ 運動編】

ヒモトレの常備編、運動編、どちらも難しいことはしません。

どんな人にもできます。

「こんな簡単な運動、効きそうにないんじゃない?」

と思われるかもしれません。

しかし、この地味な運動が侮れないのです。

小さなまる紐の輪っかを持ち歩けばどこでも楽にバランスのよい全身運動ができたりするのもヒモトレの良いところです。

私はヒモトレをやり始めたすぐの頃はヒモトレの【へそヒモ】ヒモトレの【タスキ】を毎日2ヶ月くらいずっと巻いていました。

とても簡単な運動をヒモに任せて行っただけなのに?

ゆるーくヒモを巻いているだけなのに?

不思議と動かなかったところが動き出したりします。

騙されたとおもって是非お試しになって、カラダで確かめてみてください。

そして、可能なら小関勲先生の書籍をよんでみたり、小関先生の講座に参加してみてください。

ヒモトレについてはこちらにも少し書いていますのでご参考になさってください。

背中・脇の下のつまめる贅肉がとりたい!体に無理のない落とし方②脱ゴム紐

ヒモトレをするようになってから、衣服のふれ具合や、距離感、肌触りなどが気になるようになりました。

その頃は冷え性が酷かったので、冷え取り靴下の重ねばきをしていたのですが、ヒモトレ(その時は武田双鳳先生と辻敦志先生のショヒモトレ)で『ゴム紐症候群』について知りました。

ゴム紐症候群についてはこちらに書いています。ご参考になさってください。

辻先生からのアドバイスから、冷えとり健康法の靴下(のゴム)を思い切ってやめました。

同時にウエストにゴムの入った洋服も着ていたりしましたが、やめました。

ゴムだけでなく、コンプレッション系(伸び縮みする)衣類の締め付けのあるものを一挙に全部やめました。

ブラも、パンツも、ババシャツも、レギンスも腹巻き、靴下、レッグウォーマーなど、ゴムの入ったもの、伸び縮みするものをやめたのです。

手縫いのブラなどもやりましたが、今はノーブラでもっこふんどしなどです。

ゴムがなくなると、色々とカラダが変わってきました。

まず、冷え性がなくなりました。

めぐりが良くなる感じです。

胴体のめぐりの悪さもなくなってきました。

ご飯を食べるとお腹が熱くなります。

それまでの私は、お腹周りは常に冷え冷えで汗もかけなかった私なので驚きでした。

岩盤浴にいっても胴体は汗がでないのです。

よほど胴体のめぐりがわるかったのだと思います。

ゴムの締め付けがなくなるとカラダが一体となってめぐるようになるみたいです。

下の写真はヒモトレをやり出して少し経った頃の腰、脇腹まわりです。

この頃はまだブラをしていて、その上にピチッとしたアンダーウェアでブラの段差をカムフラージュしていました。

Tシャツ越しに、腰回りが硬いお肉なのが感じられるのですが、わかりますでしょうか?

下の写真は衣服のゴムをやめて1年以上経過した写真です。

下は締め付けない、伸び縮みしない生地の手縫いキャミソールブラを着ています。

腰まわりにピッタリしたアンダーウェアを着て押さえ込まなくても、スッキリしているのです。

姿勢自体が随分と変化していたりします。

 

ゴムをやめるのは、ある意味では「引き算のヒモトレ」のようだと思っています。

ゴムをやめてから、ヒモを巻く頻度はどんどんすくなくなりました。

家では着物を着ていたりするのですが、それがヒモトレ的だったりします。

貫頭衣など、肩からぶら下がるような洋服もヒモトレ的だし。

腰でぶら下がるモンペなんかもヒモトレ的なのです。

ゴムのようにベタベタ過保護ではなくても、ついたり離れたりするよい距離感を保つことでカラダはそれを感じて動きやすくなるようです。

感覚をベタベタして塞いでしまうことを止めるのは、カラダが元々持っている機能を回復するためにはとても大切なことだと感じる経験でした。

背中・脇の下のつまめる贅肉がとりたい!体に無理のない落とし方?③裸足・マンサンダル

ここからは「関係ない」ように思われそうですが、今となっては大きいなと思うので書きます。

レベル的には上の2つより取り入れにくい人も多いかもしれません。

それは、裸足やマンサンダルになったことです。

今、私は年がら年中マンサンダルです。

たまに履く靴は、ゼロドロップのソールが薄くて踵が高くないものです。

マンサンダルについてはこちらに書いています。

裸足やマンサンダルって、足を自由な環境に置くことが実現できるわけですけれど。

実は足だけではないのですよね。

靴というサポート(過保護な)ものを取っ払ってしまうと、カラダごと動かなくては歩くこともままならないということが起こります。

踵のある靴からマンサンダルになったすぐの頃、踵が地面につけることができずに、うまく歩けないという経験をしました。

クッションのある靴からクッションのほとんどない薄いソールになったとき、靴のように歩くと脳天まで着地の振動が響くことに気が付きました。

実は、「立つ」「歩く」「走る」などは足だけの運動ではないのです。

そんなのは当然のことだと思いますか?

靴を履いて足を縛って、カラダが自由に動けなくしていることに気づいている人はどれくらいいるのでしょうか?

足は足だけで動いているのではないのです。

どんな動きも、実は全身なのです。

だから、私は足が自由になったことで、さらに胴体も自由に動けるようになったのだと思います。

胴体も、いえ、全身が一緒に連動して動かなければ、裸足やマンサンダルで歩いたり走ったりすると、痛かったり、怪我してしまうのです。

だから、カラダは動こうとしていくのです。

ベタベタと過保護にしていると、動きにくくなるのです。

地面との距離感はカラダが感じることで上手くとれるようになります。

ヒモトレも脱ゴムもマンサンダルも私にとっては同じことをやっていると思っています。

距離感は自分のカラダがはかってくれています。

カラダを信頼して、ベタベタ過保護にしないことで目覚めていくようです。

脇腹の肉、背中の肉をマッサージやトレーニングに時間やお金をかけるより、カラダが自由に動ける環境を作ってあげることだけで、本来のカラダに戻ろうとしてくれるのだと思います。

おわりに

今回は、40代の私の経験でわかってきた「背中・脇腹の肉がつく理由」と発見したマッサージや運動より簡単に引き締める方法についてまとめてみました。

若い頃、ボディスーツや、マッサージにお金をかけていたことが、今となっては本当に遠回りをしたなぁと思います。

それを商売している人は「良いこと」ばかりいいます。

そして依存させます。

「痩せていないとダメ」みたいなことまで言って煽ります。

痩せようなんて、動物的にはとても不自然な行動なのです。

だから、本来理にかなっていないのです。

つまり逆走です。

それなら、本来のカラダに戻ろうとする方がスムーズではないでしょうか?

1週間で3キロ痩せたい!とかそんなお子様のようなことではなく、気長に、期待しないで試してみてほしいのです。

私は期待すらしていないことが起こったのですから。

もしかすると、もっと違うカラダを取り戻せるかもしれません。

私はココロや行動も、とても穏やかで、動きやすくなりました。

試してみてなにか発見があれば、是非お聞かせいただきたいです。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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