こんにちは。ギボンヌです。
先日、マンサンダルを愛用されている方から「マンサンダルで走るとペチペチ大きな音が鳴るがこういうものか?」という質問を受けました。
急いでいる時に走ったりした時に派手にペチペチ大きな音を立てて周りの人に見られることがあるのだということでした。
私、ギボンヌはマンサンダルになってもう何年でしょう。
4年?くらいでしょうか。
マンサンダルを作ってすぐの頃は派手にペチペチ鳴らさないと歩くこともできませんでした。
今はペチペチならなくなりました。
(足裏の湿気で足裏とソールがへばりついているのが剥がれる音とかはします。何気にこれが今は気になってます)
今回はマンサンダルで歩いたり走ったりした時に派手にペチペチ大きな音が鳴る理由についてと、ペチペチが派手になる動きの状態がカラダにとってどんな影響があるのかについて私の経験から書いてみたいと思います。
マンサンダルで走るとペチペチうるさい理由①【ギボンヌの経験】
マンサンダルで歩いたり走ったりするときにペチペチ大きな音がしやすい理由の一つとして、マンサンダルが作りたての新しい物である場合、比較的鳴りやすいと思います。
ソールは新しいとまっすぐ平たい形になっています。
平たいままのものは割とペチペチ鳴りやすいように思います
。
マンサンダルは使い込むと足裏なりの形になってくるので、ソールの着地も足裏なりのようになってくるのです。
だから、ペチペチなりにくくなります。
質問をしてくださったお友達はまだソールが平たい綺麗な状態だったので、ペチペチ大きな音が鳴りやすかったと思われました。
けれど、使い込んでもペチペチ大きな音が鳴る場合は要注意です。
なぜなら、歩いたり走ったりするときに無理がある動きをしている可能性が高いと思われるからです。
それについては理由②に書きます。
マンサンダルで走るとペチペチうるさい理由②【ギボンヌの経験】
マンサンダルで歩いたり走ったりしていてペチペチ大きな音が鳴る場合の2つ目に考えられる理由は、「足が前にでている」ことだと思います。
はあ?足は前にだすでしょ?
と思われそうですね。
歩く、走る、というと足を前に蹴り出して進むイメージが根付いていますが、要注意です。
私自身、マンサンダルになりたての頃から1年半くらいは歩くのに前に足を蹴り出して、重心より少し前に着地していたと思います。
踵に高さがあるシューズから、指から踵まで同じ高さになると、歩き方がわからなくなってしまっていたんですね。
重心の真下に着地するとペチペチ大きな音はなりません。
ソールが15センチくらいから地面に落下するくらいの音がする程度です。
マンサンダルでその場足踏みをしてみましょう。
その場足踏みなら、そんなに大きな音を鳴らすことはできませんね。
足踏みするように真下に着地して、重心はその足の上に乗って進んでいくようにすると、マンサンダルがペチペチ大きな音を鳴らすことなく走ることができるようになります。
マンサンダルの生みの親である坂田満さん(通称manさん)は着地の前に少し引き戻す動きがあるのだと何度もFacebookのマンサンダルのグループ投稿で言っていました。
この言葉を何度も読みながら、私はこれがなかなか出来なかったのです。
それで、自分なりに編み出していって、前に蹴り出さずに足を回す感じで、その上に重心が移動していくようにできるようになりました。
私の場合、実際にそれが出来るようになるまでに、色んな方のアドバイスから学んだり、カラダの治療や動きの練習やカラダのリハビリ的なトレーニングなども取り入れて、足指や股関節などが動き出したこともあり、やっとカラダで理解していったという感じで、時間がかかったとは思いますが。
今思えば、その感覚は足踏みをして、その上に重心移動させていく、という感覚がわかりやすかったように思います。
((人によってわかりやすい表現が違うと思うので、ご自身に合った表現を見つけることが大切だと思います。)
足で蹴って進むのではなくて、足踏みしている上で重心が移動する感じなのですね。
泳ぐときは前からかいていくのですけど、歩くと走るは泳ぐのとは違うのですね。
質問をしてくださった方にその説明をすると、すぐに得て、ペチペチ鳴らさずに走ることができました。
前に足を蹴り出すと進みそうですが、実はブレーキになってしまっていることもあり、余分な筋肉を使い負荷をかけてしまいやすくなります。
ですから、ペチペチ大きな音がなってしまう人は脹脛(ふくらはぎ)や膝や足底筋膜などに負荷をかけすぎてしまいやすいと思います。
つまり、股関節や腰、首などにも影響は波及すると思われます。
マンサンダルで歩いたり走ったりして派手にペチペチ大きな音が鳴るようなら、自分の動きのチェックをするチャンスだと思います。
マンサンダルは裸足がベースなので、派手にペチペチ大きな音がなる人は、裸足をやってみることが大切だと思います。
例えば、裸足で砂利があるようなところをあるいてみたり、走ってみたりすると、足を前に蹴り出すという動きはやりにくくなります。
足裏が痛いのです。
姿勢一つで足裏がいたいのです。
猫背にして地面をみて歩くと足裏が痛いです。
姿勢を整えて遠くをみて歩くと、足裏の痛みが軽減されていたりします。
足裏が痛いということはつまり、負荷がかかりすぎてしまっているということなんですね。
そして、裸足で歩ける、走れる動きをマンサンダルにのせていくと、ペチペチ大きな音が鳴ることはなくなるでしょう。
ランニングされる方はペチペチ大きな音が鳴りやすい場合は、動きを再確認されると怪我が少なく楽しめるようになると思います。
おわりに
私はマンサンダル初心者のころ、ペチペチ大きな音を立てて歩いていました。
そして、足の疲労がすごかったです。
脹脛(ふくらはぎ)はいつもパンパンになって、足首のなんだかおかしいし、腰も股関節もイマイチでした。
足を前にだすのに、フォアフットだけで歩いたり走ったりしてしまっていたこともありました。
(今は踵もしっかり使います。)
これまでシューズだったから、こんな頼りないペラペラのマンサンダルになったのだから足を鍛えないと仕方ないのだろうと思っていたのですが、違ったのですよね。
マンサンダルは鍛えるというよりは、効率のよい動きを学ぶのに使えるツールだとおもいます。
持っているカラダの能力を効率よく引き出せるように、動きの鏡としてマンサンダルを取り入れていきたいものですね。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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