裸足ランニング講座や練習会に参加してみた!おすすめ5選

カラダ

こんにちは。ギボンヌです。

裸足ランニングが熱い昨今ですね。

裸足で走るのなんて、人から習わなくなって自分のカラダに聞けば走れると思っていませんか?

私はそう思っていました。

自分のカラダなのだから、感覚を感じて走るうちに、自然にわかってくるのでは?と。

私はランナーではなく、カラダを探求するうちに「裸足」に関心をもった人です。

2019年5月の飯能ベアフットマラソン(裸足のマラソン)に参加して、そこで出会った方々に「裸足を学ぶ場」を紹介していただいて色々参加しています。

参加してみて感じたのは、思ったよりも自分のカラダを忘れているということでした。

子供の頃とは違ってあちこちが硬くなって動きにくかったり、色んな思い込みで動いていたりするのです。

昔の人は生活のなかで学ばなくても自然にできていたのでしょうけれど。

現代の私たちは講座でヒントを貰って、やっと少し理解が開ける人も多いのかもしれません。

講座や練習会に参加してカラダづかいのヒントを貰えるのは大きいなと思いました。

そして、これはランナー(裸足ランナーもシューズランナーも含め)にはもちろんですが、私のようなランナーではない人の生活にも大きなヒントになります。

裸足の講習会で学んだことは学校で習いたかったと思うくらい大きな学びですし、ランナー以外の方にも是非触れてみてほしいと思いました。

今回は私が参加したおすすめの5つの「裸足ランニング講座」「裸足ランニング練習会」についてまとめました。

裸足ランニング講座や練習会に参加してみた!おすすめ①【ナチュラルランニング教室】

ナチュラルランニング教室は日本ベアフットランニング協会が主催している裸足ランニングの教室です。

講師は日本ベアフット・ランニング協会理事長で通称「裸足王子」と呼ばれている吉野剛さんです。

吉野さんは日本における裸足RUNの第一人者であり裸足走法の研究者です。

年に4回程度または不定期に、札幌、東京、名古屋、大阪などで開催されています。

開催情報はこちらから得られます。

ナチュラルランニング教室(大阪 扇町公園)に参加してみた

私は兵庫県に住んでいるので2019年6月15日に大阪の扇町公園で、開催されたナチュラルランニング教室に参加しました。

朝8:00からの開催で、私は6時半過ぎに走れるウェアでMANSANDALS(マンサンダル)で家を出ました。

参加される皆さんはランニングウエアで来られていました。

ランナーの方は、ランニング用のザックだったり。

私もランニング用のウエアで行ってそのまま家に帰ってきましたが、夏場などは汗をかくのでどこかトイレなどで着替えをした方がいいでしょうね。

参加されている方は、シューズランナーの方や、MANSANDALSで走っておられる方、ビブラムファイブフィンガーの方、裸足ランニングクラブ大阪の会員の方、あとは子供さんもいらっしゃいました。

吉野さんはビブラムファイブフィンガーの販売もされています。

ですからナチュラルランニングの情報はビブラムファイブフィンガーズのサイトからも得られます。

何度も言いますが、私はランナーではありません。

ランナーに混じって長距離走るのはとても無理。

ついていけるか心配でした。

でも、大丈夫でした!

ナチュラルランニング教室では、そんなに沢山は走りません。

でも、短い距離は走りますし、跳ねたりもします。

それぞれのカラダに合わせて無理をしないようにする事が大切ですね。

吉野さんのお話はとても分かりやすいですし、模範となるカラダづかいをされている人だと思いました。

バネがすごいです。

ぴょんぴょん跳ねる姿はインパラのようでした。

(完全に吉野さんにインパラが重なってみえたのです)

筋肉をつければ跳べるというものではないのですね。

カラダづかいがあって、それによって腱も鍛えられてのあの身体能力なのかもしれません。

あんなに裸足で高くピョンピョン跳んだら、カラダが使えていなければ痛めそうですから。

やはり私のような一般人は無理はしないことです。

ランニングで故障をしたりするランナーの方には学びが多いとおもいます。

私はランナーではありませんが、日常生活、歩行などに役立つことがありました。

重心や着地や軸やカラダの反射など、楽に動けるコツのようなものを使わずにいることが多いことに気づきました。

効率の悪い歩き方や走り方をしていたのですね。

吉野さんはエリート選手とも近くで接することが多いといいますし、裸足で「サンディエゴ・ロックンロールマラソン」に出場され3時間14分だったそうですから、選手レベルのランナーさんにも学びが多いだろうと感じました。

参加者の方が吉野さんに「1か月どのくらい走るのか?」と質問されていました。

確か「60キロくらい」とおっしゃっていたと思います。

ランナーではない私の感覚で、「少ない」と思ったんですが、どうですか?

走れば走るほど良いわけではない??

その辺りもランナーさんは聞きたいことがあるのではないかと思います。

ぜひ、吉野さんのナチュラルランニング教室で色々質問してみてください。

吉野さんの動画はこちらからご覧ください。(インパラのようなバネ感も。)

裸足ランニング講座や練習会に参加してみた!おすすめ②【MANSANDALSワークショップ】

MANSANDALS(マンサンダル)ワークショップは不定期で開催されているMANSANDALSを自作するワークショップです。

「裸足の講習会」の話だっていうのに、なんで「マンサンダル」なの?って感じですよね。

MANSANDALS(マンサンダル)のワークショップは、たしかにMANSANDALSを自作するワークショップなんですが、裸足があってこそのMANSANDALSなのですよね。

ですから、MANSANDALSのワークショップでは裸足のカラダについて学ぶことができます。

裸足を学べる場所としては、とても貴重な体験を出来るのでMANSANDALSに興味がなかったとしてもおすすめです。

主に東京近郊で開催されています。(全国各地でも開催されることがあります)

情報はいつでるかわかりませんのでFacebookのMANSANDALSグループページから情報を得ましょう。

MANSANDALSワークショップ@奈良に参加した

私は2019年9月1日に奈良で開催されたW-MANSANDALSワークショップに参加しました。(W-MANSANDALSについてはこちら)

MANSANDALSは坂田満さん(通称manさん)が生み出した裸足に最も近いサンダルです。

MANSANDALSについてはこちら

MANSANDALS 公式サイト「サンダルという名の裸足」はこちら

このmanさんという人のカラダの研究は、一般人の域をこえていて凄まじいのです。

私がこのMANSANDALSを作った理由は(ワークショップに参加せずに自分で作りました)モートン病という、足から脳天までイナズマが走る激痛に悩んでいたことがキッカケでした。

最近わかったことなのですが、manさんはここ10年来モートン病と付き合っているというのです。

一度なったモートン病は治りそうにないと思ってはいましたが、裸足のmanさんがモートン病だったなんて…正直絶望的に感じました。

ですが、manさんはモートン病との上手な付き合い方を会得していたのです。

その時のmanさんの言葉…

そんな悲壮感漂うようなシロモノではなく、重心がずれてることを知らせる便利なM(モートン)アラートですよ

格言です。

どうやら、裸足で砂利が痛いのと、足の中の患部やカラダの中の患部が痛くなるのは、内で起こるか外で起こるかの違いでしかなく、とても近い事のようです。

それだけカラダを痛めないようにするためには優しい走り(歩き)が必要ということなんですね。

それはシューズだろうがMANSANDALSだろうが変わりありません。

MANSANDALSワークショップでは「マンサンメソッド」を学ぶことができます。

マンサンメソッドの一つに「頭の上に25Lの水をのせて砂利を歩く」というのがあります。

これは姿勢の大切さを体感的に学ぶのです。

裸足ランニングでは砂利の上を走るのは痛いですよね。

頭に25Lの水をのせて砂利を歩いたあとに水を頭から下ろして歩いてみると、不思議と砂利がいたくなくなったりします。

頭に25キロの水をのせるには姿勢を整えなければ重さに耐えられませんし、グラグラして落としてしまいます。

男性でも、力づくて耐えられる重さではないと思います。

姿勢が整っていると足の裏が痛くなりにくいのです。

人間はボーリングの球のような重い頭を常にのせています。

私たちは無意識の動きのなかで、この重みでカラダに負担をかけているのでしょう。

ランニングで故障する方はこういった体験もしてみていただきたいです。

ちなみに私は家で20キロの水を頭にのせてみたことがあります。

1人で頭の高さまで持ち上げるのは至難の技で、メガネがぶっ飛んでいきました。

怪我をしかねないので、無理しないようにしてくださいね。

裸足ランニング講座や練習会に参加してみた!おすすめ③【ゼロベースランニング講習会】

 ゼロベースランニングの高岡さんの存在は本屋でもみていました。

ランニングクラブやSNSでも目に入っていました。

でも、ガチのランナーの方のための教室だと思っていたので、参加にはなかなか至りませんでした。

裸足でお世話になっている方から「初心者ほど受けたほうがいいよ」「初心者でも大丈夫だよ」と後押ししてもらって参加できました。

ゼロベースランニングについてはこちら

ゼロベースランニングDojo(道場)@森ノ宮に参加した

私は大阪での森ノ宮で開催された高岡尚司さんのゼロベースランニングDojo(道場)に参加しました。

ワークショップの場所は、森ノ宮駅前の森ノ宮ホール

駅前30人くらい?参加されていたと思います。

にしては…狭いホールです。

ランニングのワークショップなのに、走るスペースはないのです。

ここで初心者の私は完全に安心しました。(走らないってことに)

ほとんど、その場でできるような動きで学んでいきました。

走ることはしていません。

講座終了後に、希望者だけで大阪城公園にランニングに行きました。

そこでは、シューズの方が多かったです。

私は裸足で走りました。

ゼロベースランニングの高岡尚司さんは声もとても穏やかだし、優しげで、偉そうな感じとか、威圧感はゼロです。

そして、高岡さんは姿勢が美しくて、無駄な肉がなくてカッコいいという印象でした。

高岡さんは普段はゼロベースランニング治療室(熊本)やセントラル接骨院(横浜・東戸塚)で鍼灸マッサージ師として活動されており、その合間にゼロベースランニングDojoを各地で開催されています。

高岡さんは学生時代は1500mなど中距離の選手として活躍し、裸足でのフルマラソン2時間45分39秒(初代日本記録)を打ち出しました。

学生時代は怪我が多かったそうです。

そして、裸足になってからも裸足に適さないフォームで走り、両足共に肉離れを起こしたといいます。

「怪我は2往復しました」

とおっしゃっていたと思います。

裸足になったら走り方が上手くなるわけじゃないんですね。

裸足になったら怪我する理由がわかりやすくなるってことなのかもしれません。

高岡さんは自分のカラダを実験台にして、筋肉の無駄遣いをしない走りを探求され、現在は独自のメソッドを生み出し、私たちに教えてくださっています。

ゼロベースランニングDojoの情報はこちら

高岡さんのYouTubeはこちら

裸足ランニング講座や練習会に参加してみた!おすすめ④【裸足ランニングクラブ】

裸足ランニングクラブは兵庫県の私が参加しやすい「大阪」以外にも、東京、新潟、香川、沖縄、愛知、広島、福岡にもあります。

詳しくはこちらから。

裸足ランニングクラブは月に一度、練習会をしているのですが、ちゃんとコーチが指導してくださるのでご安心下さい。

各地域のコーチの情報はこちらから。

【年会費】

全国一律3,000円+入会金(カード発行手数料)500円

【練習会参加費】  無料

【特典】

Vibram FiveFingers特別割引

イベント割引有り

オリジナルTシャツ販売

練習会参加費って、年会費払うと無料だったんですね。

あのクオリティで…驚きです。

裸足ランニングクラブ大阪(中之島)に参加してみた

私は兵庫県にいながら、飯能ベアフットマラソンでその存在を紹介していただくまで、「裸足ランニングクラブ大阪」の存在を知りませんでした。

あったとしても私のようなものランナーでもない者が入れないのでは?と思っていましたし。

飯能ベアフットマラソンの帰り道の電車の中で、福岡からのランナーの男性が「裸足は1人でできるようにと思っても難しいから、裸足ランニングクラブに何度か行ってみたらいいですよ」と教えて頂いて、ビビリながらも参加しました。

裸足ランニングクラブは「講習会」というよりは、「練習会」という感じなのだそうです。

それでも、それぞれの地域にコーチがいらっしゃいます。

このコーチの面々をみていたら、さらにビビってたかもしれません。

すごいガチに凄そうな人たちです。

あんまり見ないで参加して良かったです。

私が参加したときの大阪のコーチは宮本直コーチでした。

トライアスロン、IRONMANにも出場してるという凄いかたでした。

京都トライアスロン協会の理事で、専門学校の教員で、鍼灸師さん。

そんな方がコーチに選ばれているというのは安心できます。

ピョンピョンすごいバネ感でした。

ガッチリとしたカラダをされていたけれども、しなやかで、膝の柔らかさも凄い!

武術とも繋がるような動きをされていました。

宮本さんはカラダのプロだけあって、説明もすごく分かりやすいし、カラダの扱いも長けていらっしゃる。

宮本コーチと裸足ランニングに慣れている裸足ランニングクラブの皆さんの協力のおかげもあって、私も慣性の法則に則って転がるように走る体験ができました。

チカラで蹴って走るのに比べると何倍も楽に走れるのです。

走り始めたら止まらないくらいに転がる。

驚きの体験でした。

私は先に吉野さんのナチュラルランニング教室に参加してからの裸足ランニングクラブの練習会だったので、さらに違う角度からも理解を進められたように感じました。

けれども、思い込みやクセもあり、一度ではわからないし、とてもすぐにはできないです。

ランナーさんはランナーさんならではの癖があったりして、カラダで理解しにくいところもあるようでした。

裸足ランニングクラブは毎月開催されるので、何度も繰り返し学んでいくのに最適です。

ぜひお近くのランニングクラブで体験参加してみてください。

裸足ランニング講座や練習会に参加してみた!おすすめ⑤【飯能ベアフットマラソンの裸足ラン講習会】

飯能ベアフットマラソンのマラソン開催まえの早朝に「裸足ランニング講習会」があります。 

飯能ベアフットマラソンについてはこちら

これはナチュラルランニング教室の日本ベアフット・ランニング協会の吉野剛さんが講師です。

【開催時間】8:00〜

【受講料】1,500円

※早めに申し込まないと定員に達してしまうのでご注意ください。

飯能ベアフットマラソンの裸足ランニング講習会に参加してみた

飯能ベアフットマラソン走るんだったら、当然「裸足ランニング講習会」は必須でしょう!ということで、なにもわからずに参加しました。

これが私のはじめての裸足の教室の参加でした。

結構沢山の人が一気に受講します。

道に迷って遅刻気味だった私は、マラソンの受付もなしに、着替えもせずに飛び込みました。

前半は加治神社の芝生で身体の使い方を学びました。

それから、ベアフットマラソンのコースに入っていきます。

実際に上り坂や下り坂、砂利道の走り方のコツを教えてもらって体験してゆきます。

コースでの講習会はかなり珍しいのではないかと思います。

みんな、「イタタ、イタタ」とキャーキャー言いながら走っていました。

山の中は小さな松ぼっくりみたいなのが結構痛いのですよね。

裸足ランニング講習会は1時間ほどで大人数なので駆け足な感じはあります。

この一回でなにか修得して、即マラソンに活かせたか?といえば怪しいところです。

裸足ランニング講習会に参加してみて感じたことは、「思ったより足裏がいたいぞ。」ということでした。

コースにでてみて「走れるかな?」と一抹の不安を感じ始めるという…。

毎月ハーフに出場しているというシューズランナーの男性は「10キロを申し込んだけど、走れるか厳しかも」とつぶやいていました。

カラダは思うように動かなかったけど、それでも、学んだ内容は素晴らしくよかったと思いました。

是非、飯能ベアフットマラソンに初めて参加するかたはこの裸足ランニング講習会に参加してみることをお勧めします。

おわりに

今回は私が参加した裸足ランニング講座や練習会、それに友人が参加した裸足を学べる講座(参加したいけどなかなかタイミングがあわない)についてまとめてみました。

裸足ランニングというと、ランニングもしないし、裸足もそんなにしてない自分からすると敷居が高いと感じたのです。

そんな方多くないでしょうか?

私はめちゃくちゃ興味があるし、参加したいけど、「そんなところに入れるだろうか…」とびびっていました。

(兵庫から埼玉のベアフットマラソンに参加しておいてなんですが…)

飯能ベアフットマラソンの帰り道に電車でご一緒した福岡からのランナーさんが「大丈夫ですよ、裸足の人には体育会系の人がいないから怖くないですよ、問題ないです」と励ましてくださいました。

本当、そうなんですね。

参加してみてわかりました。

勝ち負けとか、争いとか、焦りとかがない感じがしました。

吉野さんも、「そんなに裸足で走ってないですよ。でも最初は裸足で生活したりしていたので、一定期間は裸足をした方が良いとは思いますけど」

と言いますし

重度の足底筋膜炎を完治させた女性も「ウルトラとかになると、途中で靴のサイズが変わるから、大きめをもう一足用意しないといけなかったりしたけど、今はどんな靴でも履けるから大きめ一足あればいい」

というようなこともおっしゃっていました。

裸足というと「裸足じゃなければいけない」となりそうですが、そうでもないのですね。

シューズランニングされているかたにも、裸足での身体づかいはとても大きな学びになると感じました。

そろそろ武術を習おうかと思っていたんですが、どうやら私は裸足ランニングだったようです。

裸足ランニングの情報で喜んでもらえたら嬉しいです。

最後までお読みくださりありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました