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竹パウダーコンポストで簡単おしゃれに堆肥づくり!価格とやり方とウジ虫についても

環境

こんにちは。ギボンヌです。

竹には微生物や乳酸菌が住んでいるのをご存知ですか?

竹の皮や竹のザルには抗菌効果があることはよく知られていますよね。

それは竹の微生物のおかげだったりします。

縄文時代の遺跡からも竹を素材とした製品が出土しているほど、日本人は古来から有用な植物として活用してきました。

かつての日本家屋では暑さ寒さや湿気を調節してくれる竹は不可欠でした。

最近では竹布、その生地でつくったタオルや衣類や、マスクなどもあり注目されています。

私たち日本人は今も昔もこの素晴らしい竹の恩恵を受けて生きています。

ですが、現代では竹を使い切れずに生え放題になり、竹林の管理に手を焼いている竹林も多いといいます。

この素晴らしい竹を使わないなんてもったいないですよね。

実はその微生物や乳酸菌を利用して竹のパウダーを使ったコンポストで堆肥作りもできるんです。

竹の微生物のおかげで、コンポストをやったこともない私が簡単にベランダで取り入れることができました。

これが、安価で簡単でおしゃれなのです。

だから誰でも取り入れられるのですよね。

今回は我が家の生ゴミを減らすことができた竹パウダーコンポストについてご紹介します。

今回紹介する竹パウダーコンポストは我が兵庫県にある三田市での取り組みです。

現在では尼崎市や西宮市でも講習会が行われ広がりをみせています。

竹パウダーコンポストが誰でも実用化できるための簡単な作り方、やり方や社会的な仕組み、ウジ虫などの虫対策については私が実際にやってみたことからまとめました。

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竹パウダーコンポストで簡単おしゃれに堆肥づくり!【パウダーコンポストとは?】

コンポストはいろんなものがあると思いますが、竹パウダーコンポストって聞いたことありますか?

私はその時、初めて聞きました。

竹パウダーコンポストは 竹パウダーの酵母や乳酸菌で生ゴミをボカシ(堆肥)にすることができるものです。

私は2018年に尼崎の「なばな食堂」さんで開催された兵庫県三田市の佐藤匡昭先生の「竹パウダーコンポスト」の講座を受けました。

自分でもなぜそこに申し込んだのか?わからないくらいに、反射的に申し込んでいました。

私は自家栽培もしていませんでした。

持ち前の好奇心旺盛さで、なぜか強烈に惹かれてしまったのです。

漫画の「もやしもん」「田舎のパン屋が見つけた腐る経済」を読んでいたからかもしれません。

講師の藤匡昭先生は、三田市シルバー人材センターの佐竹バイオ資源活用普及会、竹炭研究会としても活動されています。

佐藤先生の竹パウダーコンポスト講座は、すぐに始められる以下のセットが付いていて、すぐに始められます。

竹パウダーコンポストで簡単おしゃれに堆肥づくり!【価格と作り方とやり方】

竹パウダーコンポストの作り方について講座の内容からまとめます。

作り方といっても「毎日まぜるだけ」なのでコンポスト自体は何も作りません。

とってもシンプルです。

講座の受講の料金と竹パウダーなどの価格は次のとおりです。

竹パウダーコンポストの講座のセット内容

・竹パウダー6リットル

・100均の洗濯ネット

・資料

・ぼかし(堆肥)

・竹酢液の化粧水(おまけ?)

以上がセットで受講料500円

・ガーデンバッグ(別購入500円)

破格ですよね。

この取り入れやすい価格であることは竹パウダー銀行という、仕組みに秘密があります。

竹パウダーコンポストの講座では佐藤先生から細かな研究結果や、お野菜の栽培の際の堆肥の使い方、野菜の選び方などを学び、丁寧な資料もいただきました。

別購入した大きなガーデンバッグがとてもいいです。

大きいのに500円とお値段が安いのが嬉しいし、ちょっとおしゃれなのが好きです。

これは雨風にも強く私は別途購入してベランダでプランターがわりに使っています。(ガーデンバッグは三田駅前のあまがえるさんや尼崎駅近くのなばな食堂さんで購入できます)

このキットは、なばなさんから電車で1時間ほどの自宅に持ち帰るのは結構重かったですが、ガーデンバッグが頑丈なので家まで運ぶことができました。

竹パウダーをガーデンバッグで持ち帰りました

竹パウダーコンポストのやり方

竹パウダーコンポストのやり方はとてもシンプルです。

竹パウダーコンポストのやり方

①竹パウダー6リットルを100均の洗濯ネットに全部入れる

②竹パウダーが入った洗濯ネットをガーデンバッグに入れる

③ガーデンバッグは軒下などに置く(なばなさんでは屋内に置いていました)

④生ゴミを細かくして竹パウダーに混ぜる。1日1回混ぜる。(3ヶ月)

⑤3カ月で洗濯ネットに一杯まで増えると生ゴミをいれるのを中止。2週間、何もいれずに毎日混ぜる。

⑥2週間ぎ過ぎたら、竹パウダーの入っていたポリ袋に入れて密封する(3週間)

⑦出来上がり

という具合です。

竹パウダーコンポストで簡単おしゃれに堆肥づくり!【おすすめの理由】

ベランダでお花などを育てる程度の私が、なぜかベランダでコンポストを始めました。

そんな私にもできてしまうというのがオススメの理由です。

では、なぜそんなに管理しやすかったか?

理由は主に5つあります。

①臭いがキツくない。(竹のにおいはします)

②ガーデンバッグがオシャレでコンポストぽくなくコンパクト。

③竹パウダーのお陰で発酵が早い。

④洗濯ネットで風通しがよいけど虫が入れない。(ウジがでても、ウジごと分解されてしまう。)

⑤毎日の生ゴミが激減した!

家庭で取り入れるなら、やはり手軽さが一番重要です。

竹という素材はどうやら腐敗しにくかったり、虫がつきにくいので虫嫌いな人でも導入しやすいと思います。

竹パウダーコンポストで簡単おしゃれに堆肥づくり!【竹パウダー銀行という仕組み】

佐藤先生は兵庫県三田市の取り組みとして、竹パウダー銀行という仕組みを作られています。

竹パウダー銀行の仕組み

竹パウダーを500円で買う

家庭でぼかしを作る

竹パウダー銀行へぼかしを持ち込む

ミックスしたぼかしと新たなコンポスト用の竹パウダー6リットルをもらう

貰った竹パウダーで家庭でぼかしを作る

竹パウダー銀行へぼかしを持ち込む…

ミックスしたぼかしと新たなコンポスト用の竹パウダー6リットルをもらう

貰った竹パウダーで家庭でぼかしを作る

循環させる…

このようにコンポストをやめない限りエンドレスに続けられます。

竹パウダーのキットと講座の価格の安さはここに秘密があったのです。

竹パウダー銀行は兵庫県三田市のシルバー人材センターが運営されています。

竹パウダーコンポストで簡単おしゃれに堆肥づくり!【竹パウダー銀行のすごいところ】

竹パウダー銀行の仕組みがあるからキットの価格が安くできるわけですが、これはどう良いのでしょう?

佐藤先生の講義でおっしゃっていた竹パウダー銀行の仕組みのすごいところは以下の通りです。

竹パウダー銀行のすごいところ

1.化学肥料や農薬の削減

2.生ゴミの削減

・三田市の生ゴミの焼却費3,500万円とCO2、14,000トンを削減

3.持続可能な循環型農業の実現

4.新しい雇用を生み出す

5.自給率向上、肥料の高騰防止

6.家庭菜園で使用。家族での食育、環境教育の意識向上

ざっと、こんなに利点があります。

すごいアイデアですよね〜。

私は生ゴミの焼却費が減るだけでも本当にすごいことだと思っています。

三田市だけでなく、ほかの市町村でもこのような取り組みが広まっていけば凄いことになるのでは?と思ってしまいます。

我が市でも導入したいです。  

竹パウダーコンポストで簡単おしゃれに堆肥づくり!【竹パウダーコンポストやってみた】

講座から持ち帰って、早速竹パウダーコンポストをやってみました!

私はベランダの軒下にスノコをおいてその上に竹パウダーコンポストを設置しました。

完全に雨を凌げない場所です。

横なぐりの雨だと、濡れます。

乾きやすいので、たまに濡れるのもいいといっていたのでそうすることにしました。

意外にも継続して毎日混ぜることができました。

最初の1か月は包丁で刻んでいましたが、次の月からはフードプロセッサーで細かくしました。(頑張らないほうが続きますね)

生ゴミの水分は残していれます。

そうしないと、竹パウダーが乾きすぎてしまうのです。

握って少しすると崩れるくらいの団子ができるのが発酵が進みやすいベストな湿り具合だそうです。

家族が少ないので生ゴミ自体も少なく、乾きやすいので、たまに水を差すこともやっています。

まぜるときは竹パウダーのニオイが手につきますからゴム手袋をして混ぜています。

まぜるのは底の方からしっかりと混ぜるようにしていました。(上面だけ混ぜると虫がわいたという方がおられたような…)

それでも、混ざりが悪くなりやすいのでネットを持ち上げるようにして混ぜたりしました。

うちでは、生ゴミは1/3ほどに減ったと思います。

(アサリの貝殻とか、クルミの殻、柿の軸などは入れませんでした。)

クズ野菜を無駄にせず、使用した天ぷら油も堆肥にできて循環できることがとても嬉しいと感じました。

使ってから天ぷら油をコンポストに入れると、竹パウダーの熱が上がって真冬でもホカホカになります

これって、おがくずの酵素風呂みたいですね。

佐藤先生によると、残ったカレーを入れてもホカホカになるそうですが、残らないので試せませんでした。

竹パウダーコンポストで簡単おしゃれに堆肥づくり!【ウジ虫対策は?】

私は好奇心旺盛で、佐藤先生が「魚は直ちに分解されてゆきます」とおっしゃれば、煮魚の骨をまるごと入れてみたくなり、やってみました。

結果、ウジさんが2、3現れたり、ゴキブリさんがチョロリチョロリと現れました。

ウジさんを生まれて初めてみたので感激しました。

わたしが思うには、ウジさんは竹パウダーだけでは発酵が追いつかない場合に登場するのではないかと思います。

竹パウダーで発酵が早く回れば、ウジさんの出番がないからです。

ウジさんはネットに入ってきて、分解したら自分自身が分解されて消えてしまいました。

その健気さに学ぶことが大きく、感動しました。

ゴキブリさんも、竹パウダーでの発酵が早く回ればやってきません。

魚の骨も細かくしている方が発酵は早いです。

また、冷凍しておくと分解が早くなります

ウジ虫さんが絶対にきて欲しくない人は動物性の生ゴミを冷凍することや細かくすることをお勧めします。

もしくは、動物性の生ゴミを入れないようにすると虫がでてくることはありません。

(もちろん、野菜なども細かくしましょう)

虫が来ないようにするためには

ウジ虫やゴキブリなどが来ないようにするためには、

1.細かく刻むこと

2.一度冷凍すること

です。

(一度冷凍したものは細胞が壊れるので分解されやすくなります。)

竹パウダーコンポストで簡単おしゃれに堆肥づくり!【学んだこと】

竹パウダーコンポストからは学ぶことが大きかったです。

竹パウダーコンポストに入れる生ゴミを毎日細かく刻んで(後半はフードプロセッサーを使うようになりました)、毎日コンポストを混ぜていると、「コンポストというのは自分のお腹の中のようだなぁ」と感じるようになっていました。

よく噛んで食べないと消化不良を起こしてしまいますよね。

それととても似ているのです。

例えば、魚の骨や頭をそのまま入れてみたことがありました。

確かに速やかに分割されるのですが、ウジさんが2、3現れました。それとゴキブリさんもチョロリチョロリと現れました。

私はウジというのを初めて見たのですが、調べたところ、これはハエの幼虫だったのですね。

ウジさんは人間には嫌がられる存在なのですが、私はコンポストに現れたウジさんを見て、なんだかありがたい気持ちになったのです。

何故なら、ウジさんは竹パウダーに住んでいる微生物や乳酸菌の力では生ゴミの分解が追いつかないときに、お助けマンとして現れるのだと感じたからです。

人間でいう消化不良を助けてくれるわけです。

ウジさんは生ゴミの分解を手伝ってから、竹パウダーの微生物や乳酸菌に分解されて跡形もなくいなくなりました。

このウジさんの在り方に感動してしまったのです。

ゴキブリさんもそうなのだと思います。

ネットがあるから入ることができず、側をチョロチョロとしているだけだったのですが。

おそらく、ゴキブリさんもウジさんと同じく未分解を助けてくれるお助けマンなんだろうと感じました。

そうなると、これまで苦手だったゴキブリさんの登場にビクビクしていたのが、そうは思わなくなりました。

地球の循環のために淡々粛々と仕事をこなしている存在なのですね!

私たち人間も、地球からすれば、循環の1つなのですが、果たして私は人間としての役割をできていただろうか?

と考えさせられました。

竹パウダーコンポストから学ぶ【細菌、微生物とともに生きること】

現代の私たちの社会では除菌することに熱心になり、細菌や微生物の恩恵をうけていることを忘れがちです。

日本では「生きている土地」が少なくなっているそうです。

農薬などを使いすぎるために、土の中に住む微生物を死滅させてしまっているのです。

一方、私たちのお腹は腸内細菌たちのお陰で食べたものを分解することができて健康に保たれますが、体調を崩した時にお薬に頼りすぎることでお腹の腸内細菌を死滅させてしまっていたりもします。

お腹の中はまるで地球の縮図のようですよね。

私たちはこれから若い世代ののためにも考えてゆく必要に迫られていると思います。

規格どおりの見た目の綺麗なお野菜を求めるあまり、農薬を使いすぎましたし、タネが採種できないようなお野菜を作りすぎてしまいました。

子供達の世代、その子供たちにも、いつまでも栄養豊富なお野菜を食べられるようにしたいです。

そのためにも、土が死んでしまわないように守っていきたいですし、死んでしまった土地を生きた土地に蘇らせたいと思うのです。

竹パウダーコンポストはそんな未来に力になるものだと思いますので、ぜひお試しいただきたいです。

もっとほかの地域でも広がってほしいと思います。  

竹パウダーコンポストで簡単おしゃれに堆肥づくり!【ほかの地域の竹パウダーコンポスト】

兵庫県三田市だけだと、遠い地域ではと入りれにくいですよね。

調べてみますと、竹パウダーコンポストに取り組まれている自治体や竹パウダーを扱う会社が他の地域にもあります。

静岡市さん

千葉県NPO法人たけもりの里さん

南九州竹材エコロジーさん

福岡県糸島市の「ゆめ竹」さん

おわりに

竹パウダーコンポストは細菌や微生物とともに生きていることに気付かされたとても貴重な学びでした。

私もこのコンポストをきっかけに、お花だけでなくベランダで野菜を育て始めました。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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